くどこのかわりたい

知識·経験ゼロから世界一のバリスタになるまでの記録

ここどこ?

今日初めて知ったのですが、トラムの定期券で電車も乗れるみたいです。

なら今日は電車で帰ってみよう!

ということでまず、学校の近くの電車駅から電車に乗り込みます。このとき私は、「3番線の電車」とだけ認識していたので行き先をチェックしないまま乗り込んでしまいました。しかしこれが地獄の始まりだったとは…



目的の駅までの所要時間は約30分の予定です。25分くらい過ぎたとき、もうそろそろ降りる頃かなと思ってふと外を見ると、そこには牧場がありました。ヤギやら馬やらがいます。

(私の住んでるとこ、こんな田舎だったっけ?もうちょっと乗って様子見るか…。)

しかし、停まる駅停まる駅、聞いたことのない名前の駅ばかりです。そこですぐに降りていれば良かったのに、次着くんじゃないか次こそ着くんじゃないかと変に期待してしまい、気づいたら1時間経っていました。(携帯は充電が切れそうだったのもあり頑なに見ないようにしていました。バカですよね…)さすがにまずいと思いすぐに電車を降り、急いで反対車線に停まっていた電車に乗り込みます。

しかし、これもまたさらなる地獄の始まりでした。

'反対車線の電車=来た道を引き返せる' と思っていました。しかし30分くらい経って何か違和感に気付きました。



さっき通った景色と違う!



咄嗟に近くにいたおばさまに訊きます。

「この電車メルボルンのシティまで行きますか?」

するとおばさまは青い目を真ん丸にしてこう言いました。

メルボルンシティ!?今すぐ降りなさい!」

急いでその電車を降り、充電も無いので駅員さんのいる所へ駆け込み、シティに行きたいことを伝えます。



「次の電車、50分後だよ〜。」



え"〜〜〜。



「シティまでどのくらい時間かかりますか?」



「1時間だよ〜。長旅だね^^」



ということで、自分がいまどこにいるのかもわからないまま、電車が来るまでの間英語の勉強をしたり手書きでブログの下書きをしたりして過ごしていました。人は他に誰一人いません。
その時の駅がこちら。

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50分後"サザンクロス行き"という見慣れた文字の電車が近づいて来たときは、どれだけホッとしたことか。

そして電車に揺られて1時間後、シティへ着いたら、いつものトラムへと乗り換えます。そう、結局トラムで帰ることに。(笑)



こういう時って、見慣れた景色が異常に恋しく感じますよね。知ってる街が見えた瞬間の安心感は半端ないです。



そんなこんなで、トータル5時間ほどかかってようやく家へ着きました。



今日は、ベッドで寝られる喜びを噛み締めながら眠りにつこうと思います。

電車はきちんと行き先を確認してから乗りましょう。

ではまた〜。