くどこのかわりたい

知識·経験ゼロから世界一のバリスタになるまでの記録

コーヒーセミナーその⑤〜基礎知識(前編)

これまで、カッピングやバリスタ体験、アイスコーヒーについてなど、どちらかといえば応用編のセミナーを受けてきました。

若干スタートダッシュしてきた感がありましたので、先日、コーヒーの基礎知識についてのセミナーを受講してまいりました。


セミナー内容はこんな感じです。

1.コーヒーの木について
2.コーヒー豆の産地について
3. 正しいドリップ方法
4. アレンジコーヒー
5. 様々な抽出方法

※文量が多くなりそうなので、今日はこのうちの1〜3までを紹介しますね。4,5は「コーヒーセミナーその⑥」で明日紹介させてください!



1.コーヒーの木について

正式名称は「コーヒーノキ」だそうです。

アカネ科の植物で、ジャスミンに似た香りの白い花を咲かせるそうです。ハワイのコーヒー畑ではこれをハワイアンスノーと呼ぶそうです。
コーヒーの実のことは、"コーヒーチェリー"と言うそうです。



2.コーヒー豆の産地について

コーヒーベルトという、コーヒー産地の集まる一帯があります。(下図)
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主なエリアは「中南米 · 東南アジア · アフリカ」の3箇所で、栽培される環境の違いからそれぞれ味が変わってくるそうです。

·中南米…程よいコク、すっきりとした酸味
·東南アジア…どっしりとしたコク
·アフリカ…とにかく香りが良い(フルーティーな香り)

ちなみに日本でもコーヒーを栽培している所が2箇所あるらしく、それは名護と小笠原だそうです。どんな味かは飲んでみないとわからないですね。講師のかたも飲んだことないとおっしゃっていました。



3. 正しいドリップ方法

これは他のコースでも何度か教わったことでした。しかし、教えてもらう度に何かしら新しい発見があり、ドリップコーヒーの奥深さに気付かされます。

まずは講師のかたがお手本を見せてくれました。

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真ん中がくぼんで周りにしっかり土手ができた状態がベストだそうです。

こういった土手を作るには、お湯を少し高い所から注げば良いそうです。

あとは、アクを下に落としてはダメというのは、どのセミナーでも必ず言われます。

写真は、もう引き上げた後なのでお湯が落ちきっていますが、本来はお湯やアクが落ちきる前に引き上げます。


余談ですが、今回「キリマンジャロ」という豆を使用したのですが、ここで登場したのが、Coffee Taster's Flavor Wheel という、コーヒーの風味がカテゴライズされた円グラフのような表です。以前このブログでも登場しました。

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キリマンジャロは酸味がありフルーティーということはなんとなく感じられたのですが、この表でいうとどれに当てはまるかと聞かれると全く答えられませんでした。

講師のかた曰く、「青リンゴのような優しい酸味」だそうです。

言われてみればそうかも!(あとだしじゃんけん

ただ、人によって感じ方は違うそうなので、正解とかは特に無いんだそうです。



さて、明日は「4. アレンジコーヒー」、「5. 様々な抽出方法」についてアップしますね。

読んでいただきありがとうございました!