くどこのかわりたい

知識·経験ゼロから世界一のバリスタになるまでの記録

やりたいことよりやれること ~We can work it out~ by Kudoo

どうも、英訳が加速度的に杜撰になっていると巷で噂のくどおです。噂は厳然たる事実です(!)。渡豪まで、あと4日となりました。僕は東京でお留守番ですが、そわそわしますね。

 

まあ、コーヒーとサンドウィッチにも飽きてきた頃かと思いますので、本日は趣向を変えて、キャリアについて考えてみます(余談ですが、くどこさんは一時期毎日サンドウィッチを作って食べていました。冷蔵庫にもストックが入っています。サンドウィッチと言えば、サブウェイかくどこかという情勢です)。

少々抽象的ですが、お付き合いいただけたらこれ幸いでございます。

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もうわけわからんですが、サンドウィッチです。具材はベーコン、チーズ、トマトなど…

 


さて、某ビジネス書の浸透により、ある言葉を耳にする機会が増加しました。

「世の中には2種類の人間がいる。To Do型人間とBeing型人間だ。」

この2つは人生で重視するもの≒幸せの要件という観点から人間を理解する思考整理法で、前者は「成し遂げたい”物事”」、後者は「ありたい”状態”」に重きを置きます。詳細は書籍やネット情報にお譲りします~。

 

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人間を2つに分断しましょう

 

当然、両者に優劣は存在しません。価値観の問題ですからね。とはいえ、富や名声を集めるのは往々にしてTo Do型人間でしょう。

故に、To Do型こそ人生の規範である、という意識が蔓延しているように思います。少なくとも、僕は世間で言う成功体験に囚われ過ぎていたようです。

そして、圧倒的大多数はBeing型人間といわれています。大半の人には人生を賭して成し遂げたい“何か”なんてないのは、想像に難くないですよね。

  

世の中を2つに分断する系の言説(二元論)は、思考法としては脳天直撃で受けが良いものの、多少の無理はつきものです。それでも、僕もBeing型人間に違いない。

僕はずっと悩んでいます。自分が好きなこと、得意なことって何だろう、と。夢って何?って。特別でいなきゃいけないのか?って。

 

小学生のころ、余りにも将来の夢が思いつかず、文集に「地球防衛軍」と書きましたもん。自分では面白いと思って。プロ野球選手とか学校の先生とか書けませんでした。だって、野球は何人でするのかさえ知らなかったし、先生はリアルすぎるというか、シンプルに興味ないし。

 

会社員も“わざわざ”将来目指すような夢ではないと考えていました。無論、今は一口に会社員といっても多種多様な職種があり、一概には言えないことは理解しています。会社員という言葉は単に雇用形態や働き方を指すだけで、その中身が大事だということでしょう。

 

いずれにせよ、本気で世の中を変えようと日夜奮闘している勤め人の方には、本当に頭が下がります。そういう人たちは、早晩組織を飛び出して新しいことに挑戦するため、To Do型の方が多いのかもしれませんね。

 

あとついでに思い出しましたが、フリーターってめちゃめちゃかっこいい先進的な仕事のことだと思っていました。


大人になった今でも、本気で夢中になれるものがない自分にがっかりすることがあります。YouTubeを見ていると、やりたいこと至上主義という謎のメッセージを勝手に受け取る自分がいて、焦燥感を覚える自分自身に少々疲れますが。

 

でも、大丈夫。ありたい状態を重視する僕には、やりたいことはもはや要らんとです。心地よい状態を追及しているにもかかわらず、「一度きりの人生、かくあるべし!」というTo Doの強迫観念から自分を解き放ちましょう。

 

その代わり、自分に出来ること、好きではないけど人よりちょっと得意なことを伸ばしていきましょう。出来ることを介して社会と接点を持つことが、結果的に多くの人にとって社会と適切な距離感を保てる秘訣になのでは、と思ったり思わなかったりします。


僕で言うと、人に何かを説明して理解してもらったり、教えたりするのが比較的得意です。強みが抽象的~。あと絵が上手です。

 

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参考資料

 

結果、仕事は自分が幸せになるための手段です。無論、生活のためだけの仕事は空しいです。ここで言いたいのは、自己の人格を日々高めたい(=僕のありたい状態)、そして仕事を通して自己の人格を高め、世の中に貢献できる人間でありたい、ということです。

 

 そして、自分が全体の中の一部であると自然に受け入れられたとき、共同体感覚が身に付けられたとき、本当の意味でTo Doの呪縛から解放される気がします。特別である必要はないのです。

 

もし勤め人として生き残るとしたら?
会社員としては、伸び盛りの組織や業界に身を置くことで、結果的に人生の選択肢を広く持ち続けることが出来ると言われています。納得ですね、身に沁みます。

 

部屋に立ち込めるコーヒーの香りの中で、学生時代に考えた「市場性のある人間になる」という目標に対して、この10年間どれだけ真剣に向き合ってきたのかと内省する日々です。

 

夢を夢見るのはやめるけど、漫然と生きるにはあまりに勿体ない現世。

Life is very short and there is no time for trying to find a dream that others thought.


はい、字余りです。

次の10年、僕はどんな状態でいたいのか。

 

とりあえず、たまには早寝でもします。

 

___translation___

Hey, guys. Kudoo

Some people think my English translation is messy.
To be honest with you, that's quite true.

Today, I’m thinking about my career.
That's just a little abstract story.